『ミーティング支援サービス』とは?
事故を安定的に減少させるために必要不可欠な参加型ミーティング。月例の参加型ミーティングの設置から運営までのサポートを行ないます。ミーティングで使用する事故事例やテキストなどの資料も毎回弊社がご用意します。
月例ミーティング実施にあたっての「よくある悩み」
●効果的なミーティングの進め方がわからない
●ミーティングをする人材がいない
●ミーティングに使用するのに適した事例(資料)が無い
●毎月のミーティングが続かない(定着しない)
●判例や保険などの法律的な知識がないため、結論に対する納得感が弱い
これらの悩みにお応えする弊社の『ミーティング支援サービス』をご紹介します。
事故を起こさない心理的メカニズムとは?
事故を起こさない心理的メカニズムとは?大東市 A運輸㈱ 損害額
事故は、“事故”を明確に意識しているときには起こりません。
事故は、「無意識のとき」に起こります。つまり、「無意識のとき」にどんな運転行動をとっているかが事故発生に大きく関わっているのです。
では、人は、どうすれば「無意識のとき」にでも安全な行動をとることができるようになるのでしょうか。人間の脳は、「強い印象を受けたもの」と「何度も繰り返したもの」についてその記憶が深く刻み込まれるという性質をもっています。
そこで、ドライバーが“事故”について強い印象を受け、かつ、それを毎月繰り返すことのできる「月例ミーティング」を実施することが極めて有効になってきます。こうしたミーティングで取り上げられた事柄は自然に脳に深く刻み込まれ、ドライバー一人ひとりの無意識の安全行動を誘引し、それが習慣化することによって事故は無くなっていくのです。
ミーティング支援サービスの<5つのポイント>
- 図化した事故実例を使用する
- 弊社は保険代理店として1年間に400件以上の事故を受付け、その解決に携わっています。
その実際に携わった事故を図化した「事故事例テキスト(A4版)」を使うことで、ドライバーに事故状況をより具体的にイメージしてもらい、実践的なミーティングを行ないます。 - 事故状況に臨場感をもたせる
- 事故発生の瞬間だけでなく、そこに至るまでのドライバーの行動や心理状態、外部の環境など、時間とともに移り変わる状況をできる限り詳細に説明し、参加ドライバーの頭の中に事故現場が“カラーで”映し出されるほどに臨場感をもたせることで、事故を疑似体験するかのような強い印象を与えます。画像ミーティング
- ドライバーが自ら考え、発言する
- ミーティングの主役はドライバーです。
講師からの一方通行の“指導”ではなく、ドライバーが自ら考え発言する「参加型」のミーティングを行ないます。事故事例についての原因と防止策について、ドライバーの意見や考え、自身の体験など、「自分ならこうする」と自ら発言した事柄は脳に深く刻み込まれます。
さらに、この「参加型」のミーティングは会社との一体感、ドライバー同士の連帯感を醸成する効果があり、このこともまた無意識の安全行動へとつながります。 - 根本原因(心的原因)まで掘り下げる
- ミーティングでは、事故の直接の原因だけでなく、その元になる原因(心的原因)にまで掘り下げて考えます。例えば、ある追突事故の直接の原因は「車間距離が短かったため」ですが、追突防止のために車間距離をとるべきことは誰でも知っています。問題は、知っているのに、なぜそのとき車間距離が短かったのかということです。
これを追究すると、「急いでいたため」「寝坊したため」「イライラしていたため」という事故原因の本質が明らかになります。このように、感情の動きに着目すると強く印象に残り、効果的に事故を抑止します。 - 「繰り返し、繰り返し」行なう
- 毎月1回、定例日にミーティングを開催します。参加人数の多寡を問わず必ず継続して実施します。 「繰り返し、繰り返し」行なったことは習慣化し、無意識の安全行動へとつながります。