通常の自動車保険(車両保険)では、地震や噴火、津波などによる損害は補償の対象となっていません。
それは、「地震」と「保険制度」がマッチしにくいからです。保険制度は、統計により事故の発生率からそれに必要な保険料を算出し、事故に遭った人を他の人が支えるという相互扶助の関係の上に成り立っています。
ところが、地震による災害では、一度に非常に多くの人が被害を受け、損害も予想困難なほど莫大なものとなる可能性があるため、保険の仕組みになじまないのです。
では、地震災害から自分のクルマを守るにはどうしたら良いのでしょうか?
地震によるクルマの損害をすべて補償するというものではありませんが、一定の損害を補償するものはあります。
たとえば、『地震・噴火・津波「車両全損時定額払」特約(三井住友海上)』があります。地震で被災すると、すぐにクルマが必要になります。その意味では「定額払」であっても実際には大きな支えになると思います。
>> 地震・噴火・津波「車両全損時定額払」特約(三井住友海上)